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「みんなの0円物件」について調べてみた!

こんにちは!マネゴリの嫁です!

最近は安定した家賃収入が入ってくる不動産投資について興味があり、色々と勉強しながらインスタグラムで発信しています。

今回は日経新聞で話題になっていた「みんなの0円物件」について、調べてみました。

この記事を書いているのは

マネーゴリラの嫁:ちびこ

マネーリテラシーの高い旦那の家に嫁ぎ、自らも1から「お金」について勉強中。

人間の8割の問題はお金で解決できる。

夫婦や家族ともっと楽しい時間を増やしたいをモットーに夫婦で奮闘中。

Youtube:マネゴリくんの嫁(@moneygorigori)海外新婚旅行の様子や金融知識について発信中

 Instagram:kobito_hukugyo(こびと不動産:不動産投資について勉強したことをアウトプットしてます)

この記事を読んでわかる事

・0円物件とはどんな仕組みかわかる

・0円物件のデメリットが分かる

・空き家のリスクについて理解できる

結論から先に申し上げますと、

タダより怖いものはない という言葉がしっくりくるということです。

0円不動産は実質0円では手に入れることができません。

またよく考えずに購入した場合には、購入者が想定していなかった不利益を被ることがあります。

しかし地域活性化の面や商売を格安で始めてみたい人には、挑戦する価値のあることかもしれません。

仕組みやデメリットを理解したうえで、取り組むのであればそれもよいかもしれません。

個人的な感想としては、「日本の空き家問題を解決する」ための素晴らしい仕組みを作ろうと奮闘する創業者さんにただただ尊敬しかありません。

それではそれぞれのことについて詳しく深堀してみていきましょう。

目次

0円不動産はどんなもの?本当に0円なの?

「みんなの0円物件」は、不動産を無料でも売りたい人と買いたい人をマッチングするサービスを運営しています。

不動産を0円で購入することは果たしてできるのでしょうか?

正解はNO!です。

物件を購入した側は、物件自体の購入金額はかかりません。

しかし購入後に以下のような諸費用がかかってきます。(詳細を知りたい方は自身で調べてみたくださいね♪)

  • 固定資産税(都市開発税は地域により発生する)
  • 改修・リフォーム費
  • 内部の片づけ費用
  • 火災保険料
  • 贈与税
  • 登記費用
  • 不動産取得税
  • 相続税

売却者のほうはどうでしょうか?

掲載情報の問い合わせ対応から、契約、所有権移転などの手続きを自身で行うとなると0円です(物件情報の掲載費用はかかりません)

しかし仲介やその他の手続きをサイトに任せるとなると、総額16万5千円かかってきます

それでもニュースに取り上げるほど話題になっているのは何故でしょうか?

驚きの理由は、成約率が8割であるということです。

高齢化が進んできて、施設入所する親や相続によって家を譲り受ける人も増加しています。

都会に住む息子もしくは娘が、仕事を辞めて田舎に帰ってきてその家に住むでしょうか?

日本国内において活用方法に困って放置されている空き家は820万戸(2013年調査) あり、住宅全体の13.5%をしめており今後も増加していくことが予想されます。

空き家の問題点

空き家を放置すると…
  • 公衆衛生上や防犯上で周辺環境に悪影響を与える
  • 建物の崩壊や火災のリスクが高まる

そこで平成27年に空き家対策として法律が施行されました。

管理状態が不十分な空き家を「特定空き家」と指定し、固定資産税を最大で6倍高く徴収するというものです。

本来不動産には毎年、以下の税金が課されます。

  • 固定資産税
  • 都市計画税(地域によっては)

しかし、住宅用として利用されている土地、つまり住宅が建っている土地に対しては、固定資産税・都市計画税の減額措置があります。(興味のある方は詳しく調べてみてくださいね♪)

土地は更地で持っているより、空き家でも建物が乗っている土地のほうが減税を期待できるということです。

従来はそうでしたが、今後政府も空き家対策のため、特定空き家だけでなく空き家自体の固定資産税を上げようと検討しているようです。

更に令和6年4月1日から「相続した不動産登記の義務化」が始まり、相続を受けて3年以内に不動産の名義変更を行わなければ罰金の対象という法律もできました。

空き家の維持費について

空き家は所有しているだけで、以下のようなお金がかかってきます。

  • 固定資産税
  • 都市計画税(場合による)
  • 火災保険
  • 修繕費(場合による)
  • 光熱費(場合による)

では建物を取り壊して更地にして売ってみてはどうでしょうか?

そうすると取り壊し費用におおむね100万円と撤去費用に数万円、更地を売却できたとしても実質マイナスになる事が多いようです。

先ほど述べたように更地にした時点で固定資産税が、建物があったときより最大で6倍増加する可能性もあります。

どちらにせよ、活用をしていない空き家については売却した方がメリットがありますね。

そういった意味で諸経費16万5千円(おまかせプラン)で、この煩わしさから解放されるのであれば利用しない手はないですね!「みんなの0円物件」では利用者の7割がおまかせプランを活用しているそうです。

個人的に思うこと

調べていく中で0円物件を購入して失敗した人と成功した人がいました。

 投資目的で現地調査も十分に行わずに購入を決定したAさんはリフォームをしてみたものの、立地が悪く借り手がつかない状態で困っているそうです。売却に出そうにも、なかなか売れない…と嘆いていました。

 また商業での利用として立地の良い物件を手に入れることができたBさんは、300万円かけてリフォームを行い飲食店を経営しているようです。この良い立地に、改修費込みでもこの値段で事業を始めることができて良かったと語っていました。

これらのケースのように地域活性化を目的として使用するには、地域にとっても個人にとっても良い効果が生まれていくのだろうなと思いました。

エンタメ要素を目的に「0円物件を手に入れて自分で回収していく様子をYoutubeや音声メディアに投稿していく」という手法を取っている人もいて、それは賢く面白い選択肢であると思いました。

高利回り物件を目指すには購入時に少しでも安くなるように工夫をすることが大切!

と勉強していく中で学びましたが、最初の1棟目で大きな損失を生むような投資は危険だなと感じました。

正直言うと初心者向けではないのではないか…と個人的には思います。

いくらリフォームできても、立地や日当たりについては改善することができません

こういった側面と「決して0円では手に入らない事実」を知ったうえで、賢く検討していくことが大切だと思いました。

また「日本の空き家問題を解決する」ための素晴らしい仕組みを作ろうと奮闘する「みんなの0円物件」の創業者さんに対する尊敬と、結局はプラットフォームを作ってしまった人が間違いなく勝ちである仕組みに感心しました。

不動産投資は古くからあり、手堅い印象も強く大きな手法自体に変わりはないのですが、時代のトレンドやインフレ・デフレなどがもたらす影響、今後どのように変化していくかを敏感に察知し情報収集していくことは大切と感じました!

今後も気になる話題がありましたら、記事にしていけたらと思います♪

ではまた次回の記事でお会いしましょう

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この記事を書いた人

〈この記事を書いているのは〉
登山が好きすぎて独身時代は長野に移住していたアラサー妻。
履歴書の職歴に、山小屋勤務の文字がある。好きなケーキもまた‘‘モンブラン‘‘である。

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