こんにちは!マネーゴリラの嫁のちびこと申します。
2023年6月、フランス・スイスを目的地とした新婚旅行に行ってきました。(旅行期間は13泊15日です。) ヨーロッパ旅行は情報が少ないのも事実。本記事が皆さんの旅行の参考になれば幸いです。
訪れた場所は以下の通りです
〈フランス〉
・パリ市内の散策
・テニスの全仏オープン戦(ローランギャロス)の観戦
〈スイス〉
・ルツェルン、チューリッヒ、ベルン
・インターラーケン、グリンデルワルト(ユングフラウのハイキング)
・ツェルマット(マッターホルン周辺のハイキング)
・モントルー、ジュネーブ
スイスに至っては主要な地域を周遊してきました。
本記事ではツェルマット観光について紹介をしたいと思います。
☆マッターホルン周辺のハイキング、ユングフラウエリアの絶景ハイキングについては
以下の記事を参照ください♪
・ツェルマットの概要
・宿泊施設
・おすすめ飲食店
・モンベル ツェルマット店
・マッターホルン・グレッシャー・パラダイス(展望台)
アクセス・料金・適切な服装
ちびこ
登山が好きすぎて独身時代は長野に移住していたアラサー妻。履歴書の職歴に、山小屋勤務の文字がある。
好きなケーキもまた‘‘モンブラン‘‘である。
旅も終盤、遂に全登山者憧れの地でもある?ツェルマットへやってきました。
今回の新婚旅行の裏話ですが目的地はオーストラリア、カナダ、スイスの選択肢がありました。旦那さんに選択肢を委ねられた際、私は即答で一番お金のかかる「スイス」を選択したようです。笑
「やっぱり行くなら登山発祥の地のスイスだよね~!」と意気揚々と言っていましたが、帰国してアルピニスト発祥の地はシャモニー・モン・ブランという町でフランスであることを知りました。笑
ツェルマットの概要
アルプスの山岳地帯が国土の大半を占めるスイスは、九州よりもやや小さい国土でありながら鉄道路線が網目状に張り巡らされています。
大自然の中を走る登山鉄道を含め、スイスの鉄道(主要な鉄道のスイス国鉄の場合)の9割の使用電力は水力発電でまかなわれており、環境保護の意欲も高い国です。
1947年から域内車両禁止となっており、登山列車、ロープウェイ、ゴンドラ等の交通網を整備しています。
ツェルマットはスイス南西部に位置しておりヴァリス州に属します。大半がアルプス山脈に占められており、ハイキングやパラグライダー、スキーなどのアクテビティが観光の中心となります。
マッターホルンの麓に位置していることから、世界的な山岳リゾートとして年間170万人の観光客が訪れます。(観光庁調べ)
ツェルマットの街はガソリン自動車の進入が規制されており、地元の町工場で作られた可愛らしい電気自動車が走っています。
ツェルマット駅前から南側にメインストリートであるバーンホフ通りが伸びており、高級時計店や有名ブランドのお店、スポーツショップが立ち並んでいます。建物の多くがログハウス調の古い木造家屋で軒を連ねています。
町並みにはスイスの国旗やツェルマットの地域旗が沢山飾られていました。
日本では祝日に日の丸の国旗を飾る家も昔は多く見られましたが、今はあまり見ることがなくなりました。日本人自体が国に対して誇りを持っている人が少ないように思えます。
https://www.swisstours.jp/area_zurich.html スイス旅行専用・スイスツアーズ
・使用言語:ドイツ語
・標高:1605m
地域旗
〈アクセス〉
MGB Matter horn Gotthard Bahn は、1891年に開通した登山鉄道。ブリークからツェルマットまで所要約1時間30分。約1時間に1本運行。
チューリヒやベルン、ジュネーヴ方面から来た場合はフィスプVispで乗り換え。フィスプから所要約 1時間5分。スイストラベルパス、ユーレイルグローバルパスが有効。
チューリヒ空港から約3時間半、ジュネーヴ国際空港から約4時間、そしてイタリアのミラノからも4時間前後で到着する。
乗り換えなしでツェルマットまで入れるのがサンモリッツから来るのは、氷河鉄道として有名なグレッシャー・エクスプレスです。サンモリッツからツェルマットまでの全長約290㎞、所要時間8時間の列車の旅で、沿線には深い谷や草原、291の橋と91のトンネルがあるスイスを代表する観光列車です。
宿泊施設
・ホテル コンチネンタル ☆4.5
・Banhof Zermatt Matterhorn Gotthard Bahn(駅)より徒歩3分
・1泊412CFE/人(日本円で約6万6千円)
・日本人居酒屋 将軍の上にあるホテル
・シングルベッド2つとセミシングルベッド1つ。
・シャワールームと広いバスタブあり。ドライヤー、シャンプーリンスなどのアメニティが充実している。タオル乾燥機あり。ベランダに椅子・机あり
〈評価〉
・ツェルマット自体が涼しく過ごしやすい。スイスのホテルは断熱材がしっかりと入っているため6月にしては室内が温かい。窓を開けると涼しくて丁度良かった。
・ベランダよりマッターホルンが見えたため早朝モルゲンロートに気づくことができ、カメラをもって日本人橋まで走った。(写真は日本人橋から)
・ビュッフェ形式の朝食でパン(クロワッサン、プリッツェル等4種類程)、ヨーグルト、チーズ、コーヒー等のドリンクバー、フルーツなど種類は豊富
おすすめ飲食店
伝統的なスイス料理が頂けるレストランや、手ごろな価格で食べられるイタリアンもお勧めです。イタリアに隣接していることもあり、本格的なイタリア料理店もあります。
看板は日本語のものもあり、日本料理レストランは(妙高、将軍)2店舗ありました。
夕食はキルヒ広場を抜けた場所にあるレストランDu pontでチーズフォンデュをいただきました。
これはもう絶品!!!
ワインがよく効いたチーズフォンデュですが食べやすく、芋とパンはサービスで何回もおかわりをしました。オーダーミスで、1人前を2人で分け合い食べていました。(ケチな観光客だ!!笑)
日本で食べるチーズフォンデュと比較すると、粘度は低くチーズの風味もしっかりと味わえます。
ドイツ語で話す店員が多く、英語での会話がなかなか難しかったです。2名ほど英語で話してくれる店員がいました。接客は丁寧で注文に困っていたら声かけてくれましたし、テラス席で寒そうにしていたら店内のテーブルへ案内してくれました。
駅前のイタリア料理店・CasaMia Ristorante Pizzeri
マルゲリータ 20CFE(約3160円)
・いつ見ても店内は満席でにぎわっており、人気店であることが伺えます。どのグルメサイトをみても☆4以上です。
・私たちは2人で1枚のマルゲリータをいただきましたが、サイズが大きかったので十分お腹は満たされました。ノーペインウォーター(無料の水道水)を頼みました。(笑)
・石窯で焼いたピザのクリスピーは薄めでサクサクしており、濃厚なチーズとは相性抜群でぺろりと食べられました。
下山後はここでチーズフォンデュ等のスイス料理を頂きました。
バーンホフ通りに面しており、間接照明もあり店内の雰囲気は温かみがあります。
シュニッツェルという伝統的なスイス料理とチーズフォンデュを頂きました。
シュニッツェルは仔牛肉をたたいて薄くのばし、パン粉を付けてバターと少量の油で揚げたものです。日本でいうカツレツのようなものだそうですが薄く伸ばしてあり食べやすく、カリカリでバターの風味が食欲を掻き立てます。スイスへ行ったら絶対に食べたほうがいいです!!!
こちらのチーズフォンデュは白ワインが少し効いていて、大人の味わいでした。前日のものよりサラサラしたチーズです。もちろんポテトとパンはおかわりし放題です。
おすすめのアウトドアショップ
日本が誇るアウトドアブランドのモンベルで、スイスにはツェルマットとグリンデルワルトの2店舗があります。
◎mont-bell ツェルマット店
モンベルのツェルマット店は、ツェルマット駅の目の前にありスイス人や多くのアルピニストからも愛されています。
モンベルはマッターホルン山頂直下にあるヘルンリ小屋のオフィシャルウェアにも採用されているようでスタッフも着用しているようです。また標高3260mのヘルンリ小屋まで来た人しか購入できないオリジナルデザインのモンベルTシャツがあります。スイスで活躍する国際山岳ガイドの間でもモンベルは評判だそうです。
自分へのお土産はもちろん限定Tシャツで、沢山あるデザインから普段使いしやすいシンプルなものを選びました。デザインの例はモンベルの公式HPより確認することができます。
モンベルのツェルマット店では日本人スタッフの女性1人と話をすることができました。
ガイド経験もあり数年前から移住しているようでした。そしてツェルマットのリアルを日本語で沢山教えてくださいました。
スイス人からしても物価はとても高いと感じているよう、記念日くらいしか外食をしないそうです。スキーなどに行く際もカロリーメイトやウィダーのようなものを持参し、売店や外食は寄らない人が多いとのことでした。
ツェルマットの家賃としては2dkで月額20万円を支払っているそうです。ものすごく物価が高いですね…。駅前通りに物件屋さんがあり、物件情報を試しに見てみるとマンションの1室(96平米=29坪)が7億円で売り出されていました。
もちろん収入は日本より多いと思いますが、家賃はとても高いですね?
マッターホルン・グレッシャーパラダイス
マッターホルンやモンテローザを一望できるヨーロッパ最高地点の展望台です。
隣接するマッターホルン南壁を含め、スイス、フランス、イタリアのアルプスの名峰群の眺望は他に類を見ません。1年を通してスノースポーツが楽しめるヨーロッパ最高地点で最大級のスキー場としても知られています。
展望台やシネマラウンジだけでなく、世界一高所の氷河洞窟や展望レストラン、土産物店、登山家向け宿泊施設、ヨーロッパ最高地点で貯蔵・熟成されたワインなどがあります。
アクセス・料金・適切な服装
アクセス
・ロープウェイ乗り場は村の南側にあり、4つのロープウェイを乗り継いで展望台にたどり着きます。(乗り継ぎ駅参照:ツェルマット→フーリー→トロッケナー・シュテーク→マッターホルングレッシャーパラダイス)
料金
往復87CFE/人 (スイスハーフウェアチケットを利用したため半額の43.5CFE。約6800円)
マッターホルングレッシャーパラダイスまでと伝え、ハーフチケットを提示するとスムーズに購入できました。
☆運行:夏季は5月末~9月中旬、冬期は11月末~4月下旬(詳細はホームページ参照)
適切な服装
標高は3817mもあり天候にも左右されるため夏場であっても、かなりの防寒対策が必要です。
駅についても展望台までは、トンネルを歩きエレベーターに乗らなければいけませんが、体感では業務用の冷凍庫くらい寒いです。(土産物売り場やレストランは暖房がかかっていますが。)
また氷河洞窟は足元も氷のスケートリンク状態のため、サンダル等の滑りやすい靴は少々危険かもしれません。(一部手すりのない部分もありました)
嫁服装:ウールの肌着、タートルネック、羽織で薄手のフリースとハード素材のマウンテンジャケットを着て温かいくらいでした。下はウールのタイツに夏用トレッキングパンツでも平気でした。
☆標高が高くロープウェイで急に上がるので高山病による頭痛を発症する人も少なくないと思います。痛み止めは常備することや、ベンチに座って休憩し水分をしっかり取るなどして対策していくことが大切です。
まとめ
スイス自体の物価が高いですが、ツェルマットは観光価格だけあってそれ以上です。
それでも観光地のロープウェイ代などは削ることができないため、食事を上手にとることが賢く観光できるコツだと思います。
私たちはせっかくの外食も1日1回はしつつ、リーズナブルなイタリアンを取り入れたり、ホテルの朝食を沢山食べて昼ご飯を抜いたりしました。
しかしながらスイス料理のチーズフォンデュを堪能したり、街並み・ハイキングを楽しんだり、大好きなアウトドアショップでの限定品の購入などしっかり思い出の残る旅を計画できたら最高ですね!
次回はゴルナグラート鉄道と展望台、逆さマッターホルンを見ながらのハイキングを紹介します。
それではまた、次の記事でお会いしましょう!
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