MENU

グリンデルワルト(ユングフラウ)の登山記

こんにちは!マネーゴリラの嫁のちびこと申します♪

私は2023年6月、フランス・スイスを目的地とした新婚旅行に行ってきました。(旅行期間は13泊15日です。)本記事ではスイスの中でもハイキングしやすく山岳アクテビティの多いグリンデルワルトのエリアを紹介したいと思います。

新婚旅行で訪れた場所は以下の通りです

〈フランス〉

・パリ市内の散策

・テニスの全仏オープン戦(ローランギャロス)の観戦

〈スイス〉

・ルツェルン、チューリッヒ、ベルン

インターラーケン、グリンデルワルト(ユングフラウのハイキング)

・ツェルマット(マッターホルンを見ながらハイキング)

・モントルー、ジュネーブ

スイスに至っては主要な地域を周遊してきました。

この記事でわかること

・ユングフラウ地域の概要

・インターラーケンの街

・宿泊施設

・ユングフラウヨッホ

・スイスハーフウェアチケット

・ハイキングコース(メンリッヘン~クライネシャデリック)

・2023年6月14~16日の登山道の状況、適切な服装等

☆関連記事 こちらもぜひ参考に!!

ゴルナグラート~ツェルマットの絶景ハイキングについて

ツェルマット観光について

マネーゴリラの嫁(ちびこ)

登山が好きすぎて独身時代は長野に移住していたアラサー妻。履歴書の職歴に、山小屋勤務の文字がある。

好きなケーキもまた‘‘モンブラン‘‘である。

目次

ユングフラウ地域の概要


https://www.swisstours.jp/area_interlaken.html スイス旅行専門・スイスツアーズより

 世界自然遺産にも登録されている、ユングフラウ、メンヒ、アイガー。

それらを取り囲む、湖と谷に囲まれたエリアがユングフラウ地域です。

スイスを代表するリゾート地というのもあり、ホテルやレストランは充実しています。

山岳地域を歩く際には、鉄道・バス・ロープウェイ・ケーブルカーなどが一体となった交通ネットワークが作られているので便利かつ、日本同様に運行時間が正確であるため旅の計画も立てやすいです。

インターラーケンの街

 インターラーケンはスイスベルン州のトゥーン湖とブリエンツ湖の間にあり、インターラーケンは‘‘湖の間”という意味です。ドイツ語が主流で、歴史ある修道院や自然豊かな場所がメインのインターラーケンは晴れていれば町の中からでもユングフラウを眺めることができます。

 私たちは時間の都合上、湖を巡る遊覧船を利用することがありませんでしたが、湖と中世の街並みの絶景は一見の価値がありそうです。

 コンパクトな街の中にインターラーケンWestとOstがあります。徒歩で反対側の駅に行くには30分程度かかってしまいます。バスや電車の交通網は充実しており、宿泊宿で市内のバス無料券がいただけるので利用しない手はありません。

ちびこ

インターラーケンでは、パラグライダーが沢山浮かんでいる光景を見ることができます。
天候のことを考慮し現地で申し込みをするつもりでいましたが、事前にツアーで予約している人が多くどこの店舗に行っても満員でした。またチャレンジしてみたいです!

◎インターラーケンまでのアクセス

・チューリッヒから訪れる場合は、ベルン乗り換えで所要約2時間。

ルツェルン経由での乗り換えだと、チューリッヒから2時間15分かかる。

ツェルマットからはフィスプとシュピーツで乗り換えて2時間15分かかる。

ジュネーブからはベルンで乗り換えて2時間45分ほど。

宿泊施設

・宿の予約が遅れた関係で、グリンデルワルトの宿を予約できなかった私たちはインターラーケンの宿に宿泊しました。グリンデルワルトやユングフラウヨッホ方面への旅工程を考えている人は、インターラーケンOst駅周辺のホテルを取るほうが良いかもしれません。

ちびこ

インターラーケンにはヴェスト(西)駅と登山鉄道の乗り換えに利用するオスト(東)駅があります。バスの行き来も頻繁にありますが、徒歩でも20分くらいの距離です。

Q.インターラーケンとグリンデルワルト、泊まるならどっち??

インターラーケンは高級ホテルが多く、高級腕時計など買い物中心で考えるならばお勧めです。マクドナルドもCOPE(スイスのスーパー)もあります。

 グリンデルワルトは山腹の街で、ロッジ風の宿が多くハイキングや散策にうってつけです。アイガーが目の前に見えるのはグリンデルワルドで、ツェルマット同様に山岳観光地の雰囲気です。ハイキングなど楽しみたい方は、グリンデルワルドでの宿泊をお勧めします。

ステラホテル

・部屋は広く天井が高いためかなり開放的な雰囲気でした。室内の天井にファンがついており、エアコンを使用しなくても快適でした。

・ベランダからの景色も良く、テーブルとイスも付いているため夕方黄昏ながら贅沢な時間が過ごせました。

・中でも印象的だったのは「あなたたちは日本人ですか?」と気さくに話しかけてくれた韓国出身の女性従業員でした。在日経験も数年あるようで、日本・スイス・韓国の話などをしました。「数年前はもっと日本人が多く来ていたけれど、最近は本当に見なくなった。珍しく来ている日本人がいたので声を掛けました。」と言っていました。

ちびこ

スイスは物価が高いこと、円安が進んでいること、日本が裕福で無くなっていることなどから日本人観光客はすごく少なくなっていると思います。インド、台湾、韓国などアジア圏からの観光客は目に見て分かるくらい多かったです。
実は私の両親も数十年前、新婚旅行としてスイスを訪れています。当時は円高だったそうな…

〈良かったところ〉

インターラーケンWestからは徒歩6分。インターラーケンOstは18分かかるが、最寄りのバス停(Zentralplatz)を利用すれば5分以内に駅に到着する。

屋内プールが無料でついていたところ。事前にしっかり調べていたなら、水着を持ってきていたのにと後悔した。

・チェックアウトした後も荷物預かりサービスをしてくれた。

・スイスの宿は共通だそうだが、市内のバス・電車の無料券が配布された

〈悪かったところ〉

・フロントからエレベーターまで何段かの階段があり、荷物を運ぶのが大変だった。声を掛けたらスタッフが手伝ってくれたので問題はありませんでしたが。

・電子レンジはホール1階にあったが、使用時間が決められており利用しづらかった。

・無料のコーヒーサービスがあったが、利用時間が17時くらいまでのため利用する機会がなかった。

ユングフラウヨッホ

 鉄道駅としてヨーロッパ最高地点(標高3454m)にあるユングフラウヨッホまでは、全長7.1㎞のトンネルが掘られアイガーとメンヒの中を鉄道が通っています。

 標高の高い山岳地帯で雨や風の影響を受けないトンネルの中(4分の3がトンネル)という選択肢…賢いですがどれくらい気の遠い作業だったでしょう…。

 確かに乗車賃は安くはありませんが、素晴らしい景色を過酷な登山なしで見に来れるというところで適切な料金であると思います。環境保護や鉄道存続に使用されると思うと安いくらいだと思いました。

ユングフラウヨッホ駅の構内には、郵便ポスト、レストラン、みやげ店、時計店、チョコレートショップ、氷の宮殿、スフィンク・ステラスなどがある。雪原には小さなスキー場やソリのコースなどがあるスノーパークがある。

上記の写真はヨーロッパ最長のアレッチ氷河で全長21㎞、氷の厚さは900mあります。

旦那はお腹に貴重品を入れています、妊婦でもメタボでもありません。笑

館内は6月でも大型冷凍庫くらい寒いので、ハードウェアジャケット、長ズボンは必要です。

ユングフラウ鉄道:運行は30分ごと

インターラーケンオスト発

料金:往復 CHF234.80 

始発 6:35 (ユングフラウヨッホ 8:35着)

上り最終 16:35 (ユングフラウヨッホ 18:35着)

グリンデルワルト発

料金:往復 CHF214

始発 7:15 (ユングフラウヨッホ 8:35着)

上り最終 17:17 (ユングフラウヨッホ 18:35着)

ラウターブルンネン発

料金:往復 CHF213.6

始発 7:07(ユングフラウヨッホ 8:35着)

上り最終 17:07 (ユングフラウヨッホ 18:35着)

ユングフラウヨッホからの終電

18:43 (インターラーケン 20:53着)

チケットの購入方法〈インターラーケンOst駅にて〉

 他国の言語が分からない私たちにとって、券売機でのチケット購入は難易度が高すぎるため窓口で購入しました。

 私たちはスイスハーフフェアチケットを事前購入していたので、半額のCHF117.4(約18,000円)で済みました。

お得情報

ユングフラウ鉄道のチケットは2週間有効です。晴天時に登りたいと考えている方は、チケットを事前に購入しておき天気予報や天気カメラをチェックして、天気が良い日に出かけるのが良いです。

トホホ…な失敗談

 私はなんとホテルにハーフフェアチケットを置き忘れており・・・ホテルと駅を2往復しました。またその後バスで駅に向かう途中、焦って反対側のバス停に乗り込んでしまい2駅ほど進んでしまいました。。。
 普通の夫婦ならここで喧嘩勃発!といったところでしょうが、懐の大きなゴリ夫は一緒に反省会をしてくれました。ありがたいです。
 山は午後になるほど天気が傾く、時間が遅くなるたびに涙目な私でした。高曇りではありましたが雨も降らず、天気が持ってくれたので良かったです。

スイスハーフフェアチケット

 チューリッヒ、ツェルマット、グリンデルワルト、ジュネーブなどスイス旅行に欠かせないスイス鉄道SBBですが、決して安くはないので少しでも値段を抑えたいですよね。

スイスの主な鉄道、バス、湖船、主要都市90カ所の市内交通を半額で利用できるパスになります。スイストラベルパスの使用範囲路線のほか、割引区間である山岳交通(登山鉄道やケーブル)などもすべて50%割引となります。

有効期間は使用開始日から1ヶ月で、120CFE(¥19,200)で購入可能です。

公式HPにて調べてみてください♪

ハイキング(メンリッヘン~クライネシャデリック)

 私たちはインターラーケンからグリンデルワルトを経由しメンリッヒェンに向かいました。

メンリッヒェンからクライネシャデリックまでは1時間半程度の軽ハイキングを行いました。

その後クライネシャデリックを経由して、ユングフラウヨッホ展望台まで鉄道を使用しました。

HIS ユングフラウ -スイス旅行特集 – (his-j.com)

行き:インターラーケンOst~グリンデルワルトターミナル~メンリヘン

登山:メンリヘンからクライネシャデリック

登山鉄道:クライネシャデリック~アイガーグレッシャー(乗り換え)

     アイガーグレッシャー~ユングフラウヨッホまで

帰り:ユングフラウヨッホ~クライネシャデリック、クライネシャデリック~

    グリンデルワルトターミナルを経由してインターラーケンへ

〈失敗したこと〉

2020年から開通しているEiger Express(アイガーエクスプレス)を利用すれば、アイガーグレッチャー~グリンデルワルトまで47分早く帰ることができた。下調べ不足と往復同じ道の方が安心できるからという理由で乗らなかった…。

 ユングフラウ地域でも人気の高いハイキングコースで、ユングフラウ3山の眺めと終始緩やかな下り道が家族連れや初心者にもおすすめです。スタート地点のメンリッヒェン(2229m)からクライネシャデリック(2061m)は4.4㎞ほど、高低差168mで体への負担も少なく90分で歩けてしまいます。

 メンリッヒェンに着いたらまず山頂(2343m)に寄って展望を楽しんで歩きはじめましょう♪

広場には牛の形をした大きな遊具や、記念碑のスイス国旗を持った銅像などが立ち並んでいます。

 コースの歩き始めは手前に見えるチュッケンに向かって進んでいき、尾根道の左側を舗装された登山道通りに歩いていきます。

チュッケンを巻いて山の南側に出た時にアイガー、メンヒ、ユングフラウの3山が堂々とそびえ立っています。左手の谷側に見える町はグリンデルワルトです。

小屋のような可愛らしい建物が見えてきたらゴールのクライネシャデリックまではあと少しです。

 アイガーを登頂した人とルートが看板に書いてありました。私は怖くていけません?

2023年6月14~16日の登山道の状況、適切な服装等

・歩道はかなり整備されておりベビーカーでも通れるほどです。赤ちゃんを背負った大人も歩いていました。観光客も沢山いますし、道も整備されているので迷いようがありません。

・登山初心者や年配で体力に自信のない方、お子様連れの方も安心して歩ける登山コースです。

登山靴を持っていない人はスニーカーでも歩けます。コースの脇にはまだ少しだけ残雪がありましたし、天候も変わりやすいので雨具は必須です。雪壁も一部ですがありました。

・ハイキング後の予定にユングフラウヨッホの観光を検討している方は、防寒着も必須となります。長袖長ズボンが良いと思います。

湧き水もありました♪

ハイキング(メンリッヘン~クライネシャデリック)は非常に歩きやすく、その後のユングフラウヨッホも素晴らしい景色を見ることができました!

ちびこ

クライネシャデリックにて夫婦共々、高山病になり持参の鎮痛剤が役に立ちました。備えあれば憂いなしです。気軽に来れる高所の山こそ注意が必要です!!

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

〈この記事を書いているのは〉
登山が好きすぎて独身時代は長野に移住していたアラサー妻。
履歴書の職歴に、山小屋勤務の文字がある。好きなケーキもまた‘‘モンブラン‘‘である。

コメント

コメントする

目次